遠藤部族日記

日頃の生活のなかで感じたことやしたことについてゆるく綴る

ニワトリが4倍増えたお話

どうも、菅田悠介です。今回は『ニワトリが4倍に増えたというお話』です。タイトルの通り色々とびっくりするお話。まあ、暇なときにでもお読みください。
 
 
 
 
ニワトリを飼いはじめて4ヶ月。ニワトリを飼うということに慣れてきました。
 
ニワトリよゆーじゃん!!!生き物飼うの楽しいじゃん!!!!!面白いじゃん!!!!!
 
そんなことを思いながら生活していたのですが、あることを考えはじめます。
 
 
『ニワトリ増やしてえ』
 
 
がんがんに増やして、ニワトリまみれになって、たくさんのニワトリに首輪をつけて学校で散歩させて、ニワトリ帝国の王になりてえ。まさに男のロマンです。
 
ということで増やすことにしました。前回の話にあったように、1羽さばいてしまったので、残っているのはメスが2羽。増やすためにはオスだ。繁殖だ。ニワトリの交尾をなめるように観察したい。
 
ということでオス探しの旅にでました。どこだろうオス〜、と思って色々探していたら、ちょうど良いタイミングで知り合いの養鶏場から連絡が。
 
『このまえの台風でニワトリ小屋がひとつ壊れちゃったんだよねえ。何羽かいらない?』
 
キタコレ。もらうしかないじゃん!!とりあえず、オスが2、3羽欲しい!!ということを伝えたら、もらえることに。
 
オスがゲットできるということが決定し、テンションアゲアゲ。農地に新たにデカい小屋をつくることにしました。今回はカッコいい感じのやつをつくろうとみんなで意気込んで、色々とこだわることにしました。竹を自分たちで切って、それを加工して使ったり、釘を打ち込むときは拾って来た石を使ったり、屋根の部分に葉を束ねて、民族がつくるような感じにしたり。結構気合いをいれました。
 
 
 
すると、どうなったでしょう。
 
ニワトリをもらう前日。新しいニワトリ小屋は…!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
全くつくれませんでした!!!!!!!!!!!!!!
 
 
全然完成しませんでした。ニワトリもびっくり。こだわりすぎて、完成させることを完璧に忘れてました。明日ニワトリが来るのに完成できなくてガンびびりです。前日なのにガチやべえ。家で飼うしかないか。そうだ、家で飼うか。実績があるし。浴槽とかイイカンジのニワトリ小屋になりそうだなあ。
 
いや、でも待て。。。前回はメスをワンルームで飼っていただけなのにあんなにやばかったから、オスはマジでやばいに違いない。しかも3。これは退去させられること間違い無しだ…。(ちょっと家で飼ってみたいが)とりあえず、完成させるしかない。
 
しかし、友達たちは海外にいたり、用事があったりバイトがあったり。やべえ。一人で完成させるしかない。。。
ということで夜遅くまで小屋づくり。真夜中の農地で、石で釘を叩き付ける音が悲しく響きます。寒いし、心細いし、悲しいなあ。iPhoneで周りを照らしながら、もくもくと孤独に作業していました。
 
そんな暗く悲しい農地に、まさかの、一筋の光がッ…!!!!!!
 
ま…まぶしい!!!!!
 
これは…!!!!!もしかして……!!!!!!!!!ドキドキ青春物語の始まりかッ…!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『おにいさ〜ん、ちょっとなにしてんの』
 
 
 
 
 
 
警察でした。
 
職質されました。ドキドキ職質物語でした。
 
 
 
『なにやってんの』 『ニワトリ小屋つくってます!』
 
 
『なんのためにやってんの』 『ニワトリのためです!』
 
 
『なんでいまやってんの』 『明日の朝、ニワトリがくるんです!』
 
 
『なんで飼ってるの』 『楽しいからです!』
 
 
『ニワトリ飼ってるの』 『ニワトリ飼ってます!』
 
 
 
みたいなよく分からない会話が続き、まあ怪しい人物じゃないとされたのか解放されました。いやあ、びっくり。それにしても職質多いなあ。1日に2度されたこともあるくらい。なぜだろうか。
 
まあ、警察とも仲良く喋って孤独も紛れ、テンションも上がり、気合いをいれてつくること数時間。ついにそれっぽいもの完成!!!めでたし!!!!!
 
 
 

 

 
 
なぜかニワトリを引きとる集合時間が朝の4時という早い時間だったので、ぎりぎりに完成できて、とりあえず一安心。朝がんばって起きてニワトリを引き取りにいきました。
 
オスだ!!!眠い目をこすりながら引き取りにいくと、予想外の一言が。
 
 
『オス3羽とかじゃなくて、まだいけるっしょ』
 
 
『オス3羽とメス3羽とかいけるっしょ』
 
 
まさかのニワトリ、予定数3羽を上回る6羽もらえるという驚きパターン。まあ、大きめに小屋をつくったから全然いけるっちゃいけるのでもらうことに。こんな感じでニワトリは計8羽になり、賑やかに。良いねえ。
 
 
ということでニワトリ8羽生活が始まりました。(ちなみにオスを一つの小屋に何羽か入れると喧嘩をしてしまうので、1羽だけをハーレム状態にさせて、それ以外を個室に分けました。)いやあ、やっぱオスって楽しい。まさにニワトリ。コケコッコーー!!!!!!!!!!ってバカうるさい。しかも1羽が鳴きはじめると、連鎖が始まる。
 
 
コケッコッコー!!!コケッコッコー!!!!!コケッコッコーーーーコケーーーコッコーーーコケッッコケッコッコッコエエエッッケーーーーーーーー!!!!!!!!!
 
 
いやあ、ほんとに部屋で飼わなくてよかったなあ。家で飼ってたら退去させられること間違い無しだなあ。
 
オスが来てからというものの、交尾を見るのがすごく楽しい。見れたらレアだから、その日いいことありそうな気分になるし、本日の運試し的な要素があるので楽しい。交尾はめちゃくちゃDVな感じで、メスを足で押さえつけてからおしりをふりふりとさせる。めちゃくちゃ一瞬で終わる。調べてみたところ、ニワトリの交尾は、オスからにじみ出た精液をメスにちょいとなすくりつけるだけで完了するらしい。面白いなあ。
 
そしてなによりメスが5羽もいて、めちゃくちゃ賑やか。たまごも毎日一つほど産むので、たまごが毎日5個ずつ増えるようになりました。
 

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(ちょっと取るのを忘れただけでこの状態)
 
 
産みたてたまごを1日5個ゲットできるってめちゃくちゃ良さそうな感じするじゃないですか。自分もそう思ってました。
 
 

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でも実は違うんですよ。
 
これにはびっくり。
 
最初のうちは全然いいんですけど、時間が経つにつれ、だんだんとたまごが義務になるんです。たまごに脅迫されるんです。食べろ食べろ〜って言うふうに。生活を左右されます。そしてたまごを5個食べることがノルマとなると、全然食べるのが楽しみでなくなる。新たな発見でした。やっぱ食べたいときに食べたい分だけ食べるのが大切だなあ。
 
まあ、飼ってみると考えることがたくさんでてきて面白いので、ぜひみんなもニワトリ飼ってほしいなあ。
 
 
 
続く。