遠藤部族日記

農地の生活を中心に、日々感じたことやしたことやゆるいサバイバルについて綴る

ペット兼食料のニワトリを屠殺した話

ー自分は大学に入ってから食べ残しが一切できなくなりましたー
 
どうも菅田悠介です。いままでは『うんちを食べたお話』のように文字通り『クソ』みたいな話ばかり書いていたけれど、今回はガチめなお話でニワトリの屠殺のお話です。それではめずらしくシリアスなお話をしませう。
 
 
 
大学一年の夏にしたカモの解体をきっかけに、自分は食べ残しが一切できなくなりました。
 
『暇だし、価値観広げよ〜』的な感覚でやってみた解体に、自分は衝撃を受けて食べ残しができなくなりました。それからというものの、友人らが食べ物を残すのを見るとムカつくようになりました。自分は食料廃棄が気になってしょうがなくなってしまったのです。
 
『自分と同じく、衝撃を受けて食べ残しをしなくなる人が増えるのでは?』と思い、『動物を解体し、それを食べる』狩猟というものに興味をもちはじめ、狩猟免許を取得して、色々と関わるようになりました。
 

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(さばいたイノシシの毛皮をもののけ姫のようにかぶる自分) 
 
でも狩猟って山の奥でするものだし、冬しか狩猟解禁してないし、自分が伝えたい人たちに伝えることは難しいのでは。。どうしよう。。。と困っていたときに、
 
『そうだ!!ニワトリを自分で飼えば良いんだ!!』『そいつらを増やしまくって、定期的に解体すれば完璧じゃね?タマゴ食いまくれるし最高じゃね?』
 
という風に考えて、結果『ニワトリをワンルームで飼っていた話』につながるわけです。
なるほど理解。
 
ニワトリを3羽もらったときに、自分はその子たちに名前をつけるかどうか迷いました。名前をつけたら愛着がわいてしまって解体ができなくなるのでは?と考えたからです。
 
でも、そんなこと考える暇もありませんでした。勝手に友人たちが名前をつけてしまったのです。
 
名前は『さや』というらしい。ニワトリ小屋にネームプレートをつくっていた。デカいプレートに『さや』と一文字。『どのメスがさやなのか』と聞くと、『3羽ともさやだ。』と返ってきました。
 
どうやら3羽そろって『さや』というらしい。1羽のさや、とは言わず3羽で『さや』。そして『さや』は集合体であり、概念であるらしい。。。
 
 
 
 
 
いや、意味わかんねえよ!!!!!!!!
 
 
まあ、そんなことはどうでもいいとして。
 
ニワトリを飼うということは自分にとって初めての経験で、すごく楽しいものでした。毎朝ニワトリ小屋に行って、エサと水をあげて、タマゴをとって、新鮮なタマゴかけご飯を食べて、ニワトリたちと遊んでから学校へ行く。そして遅刻する。学校に行かなくなる。親に怒られる。無限ループ。みたいなイイカンジの生活を送っていました。
 

  

普通に楽しい生活。ニワトリ飼うって楽しいなあ。さやちゃん可愛いなあ。お。こいつらタマゴを産む場所決まっているんだ。すげえ。お。産む前後に鳴き声をあげるんだ!水飲むとき口をパクパクさせるんだ!めちゃくちゃ可愛いじゃん!寝るとき首をくるんってしながら寝るんだ、可愛いなあ。。。。。。。。。。
 
 
 
 
 
ってやべえ!!!!!!!!愛着わいてんじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
 
となってしまいました。
飼いはじめてすぐに解体しようとか考えていたのに、普通に自分のペットみたいになってしまいました。てかただのペットです。
 

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これはやばいなあ、どうしよう。と考えていたら月日はながれて12月。12月かあ。はええなあ。クリスマスかあ。はやいなあ。去年失恋して、学校遅刻するようになって、行かなくなっていたのは12月くらいだったなあ。懐かしい。エモいなあ。。。とか考えていたら、ビビっと来ました!!!
 
 
『クリスマスじゃん!!!!!チキンじゃん!!!!!!!!!』
 
 
そうです。クリスマスにはチキンがつきものです。独り身だった自分にとって、リア充どもがニワトリの解体のことなんてなんにも知らずにチキンを食べながらイチャイチャするこの忌まわしき行事は完璧にでした。
 
この悪を成敗するために!!!真実を知らせるために!!!真実を知るために!!!!!
 
 
『クリスマスにニワトリを解体するしかない!!!!!!!!』
 
 
ということで、クリスマスにニワトリを解体することにしました。
 
しかもバイト先では『菅田くん、クリスマス空いてるっしょ。バイト入ってくれない?』と言われていて、とっさに自分は『いや、、用事は、、できるかもしれないので、、、入れ、、ません。』とか答えてしまいましたので、ちょうど良かったです。強がって良かったです。結果オーライです。
 
ということで、ニワトリをついに解体することにしたのです。
 
 
 
きたるクリスマス。学校中の非リアどもが自分のニワトリ解体のイベントに来てくれました。
みんなが真剣に見つめるなか、さやちゃんは解体され、お肉となり、カレーの具材となり、自分たちの一部となりました。
 
自分がこのような動物の解体を通して伝えたいことは二つあります。
 
一つは『お肉を食べる』ってすごく大変な行為だということ。これが100円を支払うとかの手間だけで食べれるという状況が異常だ、と思うほど、危険も伴うし、時間もかかるし、体力も使う、大変な行為です。
 
二つめは、『いのちをいただいて自分たちは生きている』という感覚です。いのちって実はすぐそばにあるものだし、それを自分たちの一部としながら生きているのは紛れもない事実です。それなのに、現代の社会ではそれを全く意識せずに生きることができる。それが色々と問題を生み出しているのではないかなあ、と思いながら自分は活動しています。
 
解体の様子や自分の伝えたいことに関してのドキュメンタリーができました。ぜひご覧ください。
 
 
 
 
 
この二つの伝えたいことがもっと広まれば良いなあ。
 
 
 
続く