ニワトリは部屋ではなく、外で飼うべき、という話
どうも。菅田悠介です。
前回の『ニワトリをワンルームで3羽飼っていたときの話』に続き、今回は『ニワトリは部屋ではなく外で飼うべき、というお話』です。簡潔に今回の話をまとめると、
ニワトリがかなり臭くてうるさい
ハエが10匹、ワンルームに舞う
ニワトリ小屋をつくる
です。
まあ、ゆっくり説明していきます。まずはニワトリがかなり臭くてうるさい話から。
『コケッコッコー!!!!!!!!!!!』
と朝、声高々に鳴く姿を想像すると思います。しかし違います。
『コケコッコー』とうるさく鳴くのはオス。メスは『コッコッ』とたまに鳴くくらい。
その点ではワンルームで飼えます。(ちなみにタマゴを産む前後に鳴くことが多い。)
しかし、鳴かない代わりに地面をコツコツと突つきまくります。それはもう狂ったようにコツコツと。
エサを食べるときのみ突つくのかなあ、と思っていたけど全然関係なく地面を突つきます。(調べてみたところ、普通ニワトリは一日に一万回以上地面をつつくとのこと)
こちらが感心するほどコツコツ頑張ります。勤勉なニワトリたちには朝も夜も関係ありません。
『コツコツコツコツ』
卵を産むニワトリはじめました pic.twitter.com/ks1kjuII2K
— 菅田悠介 / 食を深く考える夜、9月1日 (@tayusuga) 2016年10月16日
結局一ヶ月くらい部屋を突つき続けました。そこで気づきます。
『ニワトリばかうるせえ』
当時ニワトリのすぐ近くで寝ていた友人タクトは語ります。
『あんなん頭おかしなるで、うるさすぎ』『大家からわんちゃん苦情』
一階の方やワンルームじゃない方は飼えると思うのでぜひ参考にしてみてください。
そして臭い問題。実はニワトリ、2種類のウンコをします。
一つはコロコロとしたふつうのウンコ。ちょっと臭いなあ。くらいで可愛いもんです。
しかし、もう一つがやばいウンコ。めちゃくちゃくさいほんとにやばいウンコ。(正式名称は盲腸便)
みためは下痢チョコレート。臭いは10倍濃縮ウンコ。
ワンルームで飼いはじめて数日してから気づきました
『ニワトリばかくせえ』
どこからともなく、ハエがワンルームに舞います。10匹くらいはいたと思います。
このハエたちも、耳の近くに飛んで来ると『ブ〜ン』という不快な音を発してかなりうるさい。
つまり
『コッコッコツコツブーンコッコツッコツコツコッコっコッッコブーン』
って感じです。
しかもばかくさい。たまったもんじゃありません。夜も落ち着いて眠れない。
平和なワンルームが、たった一日で
異臭が充満するコツコツうるさいニワトリワールドへ変身してしまったのです。
タクトは語ります。
『あんなん頭おかしなるで、くさすぎ』『わんちゃん大家から苦情』『うんち食いてえ』(『うんち食いてえ』というのはストレスを感じたときの口癖)
ということで、僕たちは気づき、決意します。
『ニワトリ3羽はワンルームで飼えねえ!外で飼おう!!』
ウンが良いことに、大学の近くで借りた農地が100坪くらいあり、好きに使ってよい状態でした。
そこで、ホームセンターで材料を集め、小屋をつくりました。こんな感じ!
そしてニワトリたちを小屋に入れ、優勝。めでたしめでたし。
ということで、ニワトリたちは外で飼われるようになりました。
というか、外で飼うべき。
ワンルームでは飼えないです。
でも、いざニワトリが部屋から消えてしまうと悲しいものです。
今度は、臭くもうるさくもない鳥を部屋で育ててみようかなあと考えてます。
続く。